次亜塩素酸水は塩酸や食塩水を電気分解して得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液で、食品添加物としての使用が認められており、黄色ブドウ球菌やO-157などに対する殺菌効果やインフルエンザウイルスやノロウイルスなどの不活化効果が知られています。
これまで次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して効果があるとしていたのを否定するような流れとなっていることに対し、北海道大学の研究グループは6月1日に、次亜塩素酸水によって新型コロナウイルスが不活化したとするデータを公表しました。
次亜塩素酸水の空間噴霧は、呼吸器系の伝染病の感染防止を目的に、食品業界や畜産業では10年以上前から導入しています。この効果は絶大で、しかも健康被害がまったくない、極めて洗練された技術です。
次亜塩素酸水の安全性・人体やペットへの影響について
https://sonaeru.jp/goods/disinfectant/hypochlorous-acid-water/g-22/
「空間除菌は危険」という報道についてですが、噴霧をやめろとWHOが言っているのは名前が似ていて噴霧すると有毒性のある次亜塩素ナトリウム(いわゆるハイターなど)や、その他消毒剤一般について述べていることです。これをあたかも次亜塩素酸水に当てはめて語ったかのように誤解させる報道や、専門家の空間除菌の安全性と効能を書いたファクトシートの一部を取り上げて「コロナに効果がない」といった真逆の報道がされているようです。
カイカでは、生徒さまやスタッフが安心できる空間を提供するために次亜塩素酸水の噴霧を行っていました。しかしながらデマとはいえ、ネガティブな報道がされると、不安なお気持ちになられる方もおられると思います。それはカイカの本意ではありません。そのため6/9より、レッスン中の次亜塩素酸水の噴霧を一時中断することにしました。
今後の使用については、6月中に行われる予定の有効性の評価結果の追加公表や、動向を見て検討したいと思います。
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