カイカ通信2023年4月号

こんにちは！教室長の澤嶋です。

3月12日から、やっとマスクが解禁となりましたね。

カイカでは、生徒さんもスタッフも、マスクの着用は完全に自由にすると決めました。

 個人的には、お互いの表情や気持ちが伝わりやすい環境が戻ってくることを願い、解禁初日から少し勇気をだしてノーマスクにすることにしました。

外した直後は、違和感もありましたし、周りの視線を感じて不安でしたが、今は慣れてきて、二酸化炭素でぼーっとすることも減り清々しく仕事もできるし、想像以上に身も心もスッキリしました。ただ、花粉症なので薬はしっかり常備するようになりましたけど。

それにしても、すてきな表情で笑えるようにがんばらなくては…

マイクロソフトを偽ったサポート詐欺が急増しています

インターネットを利用中に「ウィルスに感染している」という偽警告が表示されて驚いてしまい、画面に表示された電話に連絡をして詐欺にあう被害が急増しています。

カイカでも数名の生徒さんからご相談が寄せられました。特に目立つのは、Microsoftなどと偽った海外からのサポート詐欺です。不当な金銭を要求されたり、最近では被害者に複数回だましとったりと、手口が悪質化しています。

パソコンやスマホに詳しい方は、すぐに見破ることができますが、不慣れな方やご高齢の方が、本物の警告だと勘違いをして、050から始まるテクニカルサポートに電話をしてしまいます。その結果、

• 電話や遠隔操作で不安をさらにあおる
• 効果のないウィルス対策ソフトを買わされたり高額なサポート料金を要求される
• コンビニで電子マネーのプリベイトカードを購入買わされてだまし取られる
• 一度払った人にさらに「コードが違う」などと、複数回買いに行かせてだまし取る

これらは「警告詐欺」「サポート詐欺」などと呼ばれ、振り込め詐欺と同様の特殊詐欺の一種です。

【偽警告の特徴】

1. インターネット利用中に次々と新しい警告画面が表示される
2. 警告音や感染しているといった危険を煽る音声が流れる
3. 「スキャン中○○%」といったグラフ画面やカウントダウンが表示される
4. 「○○分以内に」「画面を閉じるな」「裁判所に通告」などの脅迫。
5. 解決方法として特定のサービスやアプリへ勧誘される。
6. 問合せ先としてテクニカルサポートなどの電話番号が表示。

上記のような特徴がひとつでもあれば「警告詐欺」の可能性が高いです。偽りの警告ですので、何の危険もありません。

また運悪くこのような状況になってしまった場合は、落ち着いてパソコンの電源ボタンを長押しするなどして、強制終了してください。

詐欺犯の手口

詐欺グループは、片言ながら丁寧な日本語で対応し、被害者に不安をあおる画面を見せたり、ウィルスに感染しているといって信用させ、遠隔ソフト（詐欺犯からパソコンを勝手に操作させられるソフト）を入れるように誘導させていきます。

そして、最終的には「サポート代金」や「セキュリティソフト購入代金」を要求します。

代金の支払いには、コンビニで売っている「電子マネー」をすぐ買ってくるように伝えて、買って来たら、そのコードを要求してきます。カードに記載されているコードを伝えると、詐欺犯への金銭の支払いが成立してしまいます。　知っている人にとっては怪しいと思うのですが、巧妙に信用させてくるので、慣れていない方は動揺してしまいます。先日ご相談があったケースでは、マイクロソフトのサポートなのに、なぜライバル社のGoogle Playカードを買ってくるんだ？というところも突っ込みどころがありますね。