MOS2016の情報が徐々に公開されてまいりました。ここでは、MOS2016とMOS2010やMOS2013試験となにが違うのかや、試験価格など公開されている情報を掲載させていただきます。
MOS2016では、試験科目の変更はございませんが、Expert試験についてはMOS2013では2つの試験に分かれていましたが、MOS2016では1つに戻りました。MOS2016の試験科目は以下となります。
いままでのMOSに比べてMOS2016では問題形式が変更になりました。
MOS2013では、1つのプロジェクトを作ることで実践に近い操作スキルが求められましたが、その反面前半の問題を間違えると後の問題にも影響がでてしまうという欠点がありました。
MOS2016からは、複数のプロジェクトに分かれることによって、他の問題に影響がでないように配慮されるようになりました。
問題のイメージは以下となります。
画面の上部にアプリケーションソフトの画面。画面の下部に試験問題が表示されるのは従来との変更はありませんが、MOS2013にはないインターフェイス(ボタン)が多く増えました。
①アプリケーションウィンドウ
実際のアプリケーションが起動するウィンドウです。開いたファイルに対する操作を行います。
②インストラクションウィンドウ
問題が表示されるウィンドウです。
レビューページ:レビューページから問題画面に戻った時表示されます。
リセット:操作中のファイルに対するこれまでの操作がリセットされ初期状態に戻ります。試験時間は戻りません。
次のプロジェクト:次のプロジェクトに切り替えるボタンです。最後のプロジェクトを終了するとレビューページが表示されます。
プロジェクトの背景:ファイルの内容や架空の基本情報を簡単に示します。
タスク:タスクをクリックすることで表示しているプロジェクトの問題を切り替えることができます。
試験後にコメントする:タスクに対してご意見がある場合は、[試験後にコメントする]をクリックします。試験終了後に表示されるコメント用のレビューページで、タスク番号の横に吹き出しマークが表示されます。
あとで見直す:再度個別にタスクを見直したい場合は[あとで見直す]をクリックします。試験の最後に表示される[レビューページ]でタスク番号の横にマークが表示されます。
解答済みにする:タスクに対する解答状況を把握できるようになります。チェックの有無は採点には影響しません。
最後のプロジェクトを終了すると、レビューページが表示されます。レビューページには、プロジェクトとタスク一覧が表示され、[あとで見直す]や[解答済みにする]をクリックした、タスクを確認することができます。タスク番号をクリックするとその問題に移動します。試験時間が残っている場合は、どのタスクへも自由に戻り解答し直すことができます。レビューページに戻るには、試験画面にある[レビューページ]ボタンをクリックします。レビューが終わったら、[試験終了]ボタンをクリックして、試験に対するコメントページに移動します。
試験時間は50分です。MOS2010・MOS2013との変更はありません。
バージョン | レベル | 試験料 |
MOS2016 | スペシャリスト(一般) | 10,584円(9,800円+消費税8%) |
エキスパート(上級) | 12,744円(11,800円+消費税8%) | |
MOS 2016(学割) | スペシャリスト(一般) | 8,424円(7,800円+消費税8%) |
エキスパート(上級) | 10,584円(9,800円+消費税8%) |
カイカパソコン教室にてMOS2016がはじまりました。
詳しくはMOS試験よりご確認ください。